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【保存版】車のことで困ったらココ!信頼できる公式サイト10選まとめ

「車検の時期っていつだっけ?」「リコール対象車かどうかを調べたい」「自賠責保険と任意保険の違いがよく分からない」「中古車を買いたいけど、騙されないか不安」──車を持っていると、こうした疑問や不安は次から次へと出てきますよね。

インターネットで検索すれば情報はたくさん見つかりますが、正直なところ「この情報、本当に正しいのかな?」と不安になることも多いのではないでしょうか。個人ブログやSNSの情報は手軽に読めて便利ですが、法律や制度に関わる内容については、やはり国の機関や公的団体が発信する「公式情報」を確認するのが一番安心です。

そこでこの記事では、車に関するあらゆるジャンルの疑問に答えてくれる「信頼できる公式サイト」を10個厳選して、一つひとつ丁寧にご紹介していきます。それぞれのサイトで「どんな情報が手に入るのか」「どんな場面で役立つのか」「初心者が最初に見るべきページはどこか」まで詳しく解説しますので、ぜひ最後まで読んで、気になるサイトをブックマークしてくださいね。

この記事は、以下のような方に特におすすめです。

  • 初めて車を購入した方、またはこれから購入を検討している方
  • 車検、保険、税金などの手続き関係が苦手で、正確な情報源を知りたい方
  • 中古車の購入を考えていて、信頼できる情報をもとに判断したい方
  • 車の安全性能に興味があり、客観的なデータで比較したい方
  • EV(電気自動車)やハイブリッド車など、次世代自動車に関心がある方
  • ドライブ中のトラブルに備えて、いざというときの相談先を知っておきたい方

それでは、さっそく見ていきましょう!

① 車のルール・制度を知りたいときに頼れる公式サイト

車を所有していると、車検、登録、届出、リコールなど、さまざまな「制度」や「ルール」に関わる場面が出てきます。これらの情報は、法律に基づいて国が定めているものなので、情報の出どころとして最も信頼できるのは、やはり国の省庁が運営する公式サイトです。

ここでは、車に関する行政情報の「総本山」とも言える2つのサイトをご紹介します。

1. 国土交通省 自動車局

このサイトはどんなサイト?

国土交通省は、日本の道路、鉄道、航空、海運、そして自動車に関する行政を担当する中央省庁です。その中でも「自動車局」は、自動車に関するありとあらゆる法律・制度・基準を管轄している部門で、車に関する公式情報の「大元」と言える存在です。

車検制度、自動車の安全基準、排出ガス規制、自動車整備に関する制度、リコール制度、さらには自賠責保険制度に至るまで、車に関連する制度のほぼすべてが、この国土交通省 自動車局のもとで運用されています。つまり、「車のルールについて正確なことを知りたい」と思ったら、まずここを見れば間違いないということです。

どんな情報が手に入る?

国土交通省 自動車局の公式サイトでは、非常に幅広い情報が提供されています。主なものを挙げると、以下のようなジャンルの情報にアクセスできます。

車検・登録に関する情報として、車検の有効期限の確認方法、車検に必要な書類一覧、自動車の登録手続き(名義変更・住所変更・廃車手続きなど)の方法が詳しく解説されています。初めて車検を受ける方にとっては、「そもそも何を準備すればいいの?」という疑問を解消してくれる、とても心強い情報源です。

リコール情報も、このサイトの重要なコンテンツの一つです。自動車メーカーがリコール(安全上の理由による無償修理)を届け出た情報が、車種名・型式・対象台数・不具合の内容とともに公開されています。「自分の車がリコール対象かどうか」は、このサイトで車種や型式を入力するだけで簡単に調べることができます。

自動車整備に関する情報では、認証工場と指定工場の違い、整備士資格の種類、不正改造の禁止事項などが解説されています。車のメンテナンスをどこに依頼するか迷ったときに、「認証工場」の意味を正しく理解できるのは大きなメリットです。

自賠責保険に関する情報も充実しています。自賠責保険は法律で加入が義務付けられている保険ですが、その制度の仕組み、保険金の請求方法、被害者救済制度などについて、公式の立場から分かりやすく解説されています。

初心者が最初に見るべきページ

情報量が非常に多いサイトなので、最初は「どこを見ればいいか分からない」と感じるかもしれません。そんな方には、まず「自動車検査登録総合ポータルサイト」をおすすめします。これは国土交通省が運営する車検・登録に特化したサイトで、手続きの種類ごとに必要な書類や手順が図解されており、初心者でも迷わず情報を探すことができます。

こんなときに使おう

「車検の有効期限がいつか確認したい」「リコール対象車かどうか調べたい」「名義変更の手続き方法を知りたい」「自賠責保険の仕組みを正確に理解したい」──こうした場面に出くわしたら、まずこのサイトを開いてみてください。ネット上の不確かな情報に振り回されることなく、正確な答えにたどり着けるはずです。

→ 国土交通省 自動車局の公式サイトはこちら
https://www.mlit.go.jp/jidosha/

2. 国土交通省 自動車総合安全情報

このサイトはどんなサイト?

先ほどご紹介した「国土交通省 自動車局」が幅広い行政情報を扱っているのに対し、この「自動車総合安全情報」は、車の「安全」に特化したポータルサイトです。同じ国土交通省が運営していますが、こちらは「安全」という切り口で情報が整理されているため、より目的を絞って情報を探しやすくなっています。

車の安全性に関する情報は、私たちドライバーや同乗者の命に直結する、極めて重要なテーマです。だからこそ、個人の感想や噂ではなく、国が責任を持って発信している公式情報をもとに判断することが大切です。

どんな情報が手に入る?

リコール・不具合情報の検索が、このサイトの最大の特徴です。自動車メーカーから届出のあったリコール情報はもちろん、ユーザーから寄せられた不具合情報(「こんな故障が起きた」という報告)も検索することができます。自分の車に関連する不具合が報告されていないかどうかを定期的にチェックする習慣をつけると、重大なトラブルを未然に防ぐことにつながります。

自動車アセスメント(安全性能評価)の結果へのリンクも掲載されています。これは後ほど詳しくご紹介するJNCAPの情報ですが、このサイトからもアクセスできるようになっており、安全に関する情報をワンストップで探せる設計になっています。

チャイルドシートに関する情報も充実しています。チャイルドシートの種類別の選び方、正しい取り付け方法、使用義務に関する法律の解説など、小さなお子さんがいるご家庭には特に役立つ内容です。

安全運転に関する啓発情報として、高齢ドライバーの安全対策、飲酒運転の防止、シートベルトの重要性など、交通安全に関するさまざまな情報も発信されています。

初心者が最初に見るべきページ

まずは「リコール・不具合情報」のページを開いて、自分が乗っている車のメーカー名と車種名を入力して検索してみましょう。「自分の車に関するリコールがないか」を確認するだけでも、安全への意識がグッと高まります。このチェックは車を持っている方全員にぜひやっていただきたい習慣です。

こんなときに使おう

「自分の車にリコールが出ていないか調べたい」「チャイルドシートの選び方を知りたい」「最近の車の安全装備について公式の情報を確認したい」──こうした安全に関する疑問を感じたときは、このサイトが最適な情報源です。

→ 国土交通省 自動車総合安全情報の公式サイトはこちら
https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/

② 車の安全性能を調べたいときに頼れる公式サイト

車を購入するとき、デザインや価格、燃費はもちろん大切ですが、「この車はどれくらい安全なのか?」という視点も忘れてはいけません。しかし、安全性能というのは見た目では分からないものです。

そこで頼りになるのが、国の機関が実際に衝突テストなどを行い、客観的なデータとして安全性能を公開している公式サイトです。ここでは、車の安全性能を「数字」と「星の数」で比較できる2つのサイトをご紹介します。

3. NASVA(独立行政法人 自動車事故対策機構)

このサイトはどんなサイト?

NASVA(ナスバ)は、正式名称を「独立行政法人 自動車事故対策機構」といい、自動車事故の「防止」と「被害者の支援」の両方を担う国の専門機関です。自動車事故を減らすために何ができるかを研究し、具体的な対策を実行している組織と言えます。

NASVAの活動は大きく3つの柱で構成されています。1つ目は「守る」=自動車の安全性能を評価してユーザーに公開すること(JNCAP)。2つ目は「防ぐ」=運転者への適性診断や安全運転の指導講習を行うこと。3つ目は「支える」=自動車事故の被害者とそのご家族への経済的・精神的支援を行うこと。この3つの柱がバランスよく機能することで、自動車社会全体の安全性が底上げされているのです。

どんな情報が手に入る?

自動車の安全性能評価(JNCAP)のデータは、NASVAの公式サイトの中でも最も多くの人に利用されているコンテンツです。これについては次の項目で詳しくご紹介しますが、NASVAのトップページからワンクリックでアクセスできるようになっています。

運転者適性診断の情報も、NASVAならではのコンテンツです。バス、タクシー、トラックなどのプロドライバー向けの適性診断が有名ですが、一般ドライバー向けの情報も掲載されています。「自分の運転のクセ」を客観的に知りたいという方には興味深い内容です。

自動車事故被害者への支援制度に関する情報は、万が一事故に遭ってしまった場合に知っておくべき重要な内容です。介護料の支給、短期入院費用の助成、交通遺児への育成資金の貸付など、具体的な支援制度が詳しく解説されています。事故に遭ってから慌てて調べるのではなく、事前に「こういう支援制度があるんだ」と知っておくだけでも、いざというときの安心感が違います。

初心者が最初に見るべきページ

まずはトップページの「守る(JNCAP)」のバナーをクリックしてみてください。自動車の安全性能評価の世界が一目で分かるようになっています。また、「支える」のページも一度は目を通しておくことをおすすめします。自分が被害者になる可能性はゼロではありませんから、支援制度の存在を知っておくことは、車を持つすべての方にとって意味があることです。

こんなときに使おう

「車の安全性能を調べたい」「事故に遭ったときの支援制度を知りたい」「自分の運転適性を客観的に知りたい」──こうした場面で役立つサイトです。

→ NASVA(自動車事故対策機構)の公式サイトはこちら
https://www.nasva.go.jp/

4. JNCAP 自動車アセスメント

このサイトはどんなサイト?

JNCAP(ジェイエヌキャップ)は「Japan New Car Assessment Program」の略で、日本語では「自動車アセスメント」と呼ばれています。国土交通省とNASVAが共同で実施している、自動車の安全性能テストプログラムです。

簡単に言うと、市販されている車を実際にぶつけたり、自動ブレーキの性能を試したりして、「この車はどれくらい安全か」を客観的に評価し、その結果を一般に公開しているプログラムです。テスト結果は星の数(★)で分かりやすく表示されるため、車に詳しくない方でも「星が多いほど安全なんだな」と直感的に理解できます。

ちなみに、似たような自動車安全性能テストは世界各国で行われており、ヨーロッパでは「Euro NCAP」、アメリカでは「NHTSA」や「IIHS」、オーストラリアでは「ANCAP」などがあります。JNCAPは日本の交通事情に合わせたテスト内容になっているため、日本国内で車を選ぶ際には最も参考になる評価プログラムです。

どんな情報が手に入る?

衝突安全性能評価では、車が衝突したときに乗っている人をどれだけ守れるかが評価されています。具体的には、正面からの衝突、側面からの衝突、後方からの追突、歩行者との衝突など、さまざまなパターンの衝突テストが行われ、それぞれの結果が数値と星で示されます。テスト映像も公開されており、実際に車がどのように変形し、ダミー人形にどのような衝撃が加わるかを動画で確認することもできます。

予防安全性能評価は、「そもそも事故を起こさないための技術」を評価するものです。自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)の性能、車線逸脱警報の精度、ペダル踏み間違い時の加速抑制装置の効果など、最新の安全技術がどれだけ実際に機能するかがテストされています。近年の車にはこうした安全装備が標準搭載されるようになりましたが、メーカーや車種によって性能に差があるため、このテスト結果を見ることで客観的な比較が可能になります。

チャイルドシートの安全性能評価も行われています。市販のチャイルドシートの衝突テスト結果や、使いやすさの評価が公開されているため、お子さんのためにチャイルドシートを選ぶ際の重要な参考資料になります。

車種別の検索機能が用意されており、自分が気になっている車のメーカー名・車種名を入力するだけで、その車の安全性能評価結果を一覧で確認できます。複数の車種を比較することも簡単にできるため、車選びの際には非常に便利です。

初心者が最初に見るべきページ

「自動車アセスメント検索一覧」のページを開いて、自分が気になっている車種名を入力してみてください。テスト結果が星の数で表示され、詳細ページでは項目ごとのスコアやテスト映像も確認できます。「この車、こんなに安全なんだ!」あるいは「この車、思ったより評価が低いな…」と、カタログやディーラーの説明だけでは分からない情報が得られるはずです。

こんなときに使おう

「新車を買うとき、候補の車の安全性能を比較したい」「自動ブレーキの性能が本当に高い車を知りたい」「チャイルドシートを安全性で選びたい」──車の安全性を重視する方にとって、このサイトは「車選びの必須ツール」と言っても過言ではありません。

→ JNCAP 自動車アセスメントの公式サイトはこちら
https://www.nasva.go.jp/mamoru/

③ トラブル・ロードサービスで困ったときに頼れる公式サイト

どんなに気をつけていても、車のトラブルは突然やってきます。朝、エンジンをかけようとしたらバッテリーが上がっていた。高速道路を走行中にタイヤがパンクした。うっかり車内に鍵を閉じ込めてしまった──こうした「まさか」の事態に備えて、いざというときに頼れるサービスの情報を事前に知っておくことは、安心なカーライフの基本です。

5. JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)

このサイトはどんなサイト?

JAF(ジャフ)は、正式名称を「一般社団法人 日本自動車連盟」といい、日本で最も歴史があり、最も会員数が多い自動車関連団体です。2024年時点で会員数は2,000万人を超えており、日本のドライバーのおよそ4人に1人がJAF会員ということになります。

JAFと聞くと「ロードサービスの会社」というイメージが強いかもしれませんが、実はそれだけではありません。交通安全の啓発活動、モータースポーツの振興、自動車に関する調査研究、そして会員向けの優待サービスの提供など、自動車文化全体を支える幅広い活動を行っている団体です。

どんな情報が手に入る?

ロードサービスに関する情報は、JAFの公式サイトの中でも最も重要なコンテンツです。バッテリー上がり、パンク、鍵の閉じ込み、ガス欠、落輪(側溝にタイヤが落ちること)、事故や故障による搬送(レッカー)など、さまざまなトラブルに対応するロードサービスの内容が詳しく解説されています。JAF会員なら、これらのサービスを何度利用しても原則無料(一部例外あり)というのは非常に大きなメリットです。

また、ロードサービスを呼ぶ方法(電話、アプリ、ウェブ)も公式サイトで分かりやすく案内されています。トラブルに遭ったときは焦ってしまいがちですが、事前に呼び方を知っておけば冷静に対応できるでしょう。

交通安全に関する情報も非常に充実しています。たとえば、「雨の日のブレーキ距離はどれくらい伸びるのか」「高速道路での正しい車間距離は?」「夜間の運転で気をつけるべきポイント」など、日常の運転で役立つ安全情報が、動画やイラストを使って分かりやすく解説されています。JAFのYouTubeチャンネル「JAF Channel」では、実際に実験を行った動画も多数公開されており、教科書的な説明よりもずっと理解しやすいと評判です。

ドライブ・おでかけ情報として、全国の観光スポットやドライブルートの紹介、季節ごとのおすすめスポット情報なども掲載されています。「週末どこに行こう?」と悩んだときにも使えるサイトなのです。

JAF会員優待サービスの情報も見逃せません。全国約48,000の施設で割引や特典を受けられる会員優待は、ロードサービスに並ぶJAFの大きな魅力です。飲食店、ガソリンスタンド、宿泊施設、テーマパーク、映画館など、カーライフだけでなく日常生活でも活用できる優待が豊富に用意されています。

初心者が最初に見るべきページ

まずは「ロードサービスの内容」のページを読んで、どんなトラブルに対応してもらえるのかを把握しておきましょう。そして、スマートフォンにJAFのアプリをインストールしておくことを強くおすすめします。アプリを使えば、GPS機能で自分の位置を正確に伝えられるため、電話で場所を説明する必要がなく、スムーズにロードサービスを呼ぶことができます。

こんなときに使おう

「バッテリーが上がってエンジンがかからない」「パンクしたけど自分でタイヤ交換できない」「鍵を車内に閉じ込めてしまった」──こうしたトラブルのときはもちろん、「JAFの会員になるメリットを知りたい」「ドライブの目的地を探したい」「交通安全のコツを学びたい」というときにも役立つ、カーライフの総合ポータルサイトです。

→ JAF(日本自動車連盟)の公式サイトはこちら
https://jaf.or.jp/

④ 車の売買・中古車で失敗しないために頼れる公式サイト

車は人生の中でも大きな買い物の一つです。特に中古車を購入する場合は、「この値段は適正なのか?」「事故車じゃないか?」「走行距離は本物か?」など、不安に思うことがたくさんあるのではないでしょうか。

また、新車を購入する場合でも、「今どんな車が人気なの?」「値引き交渉の相場は?」といった情報は気になりますよね。

ここでは、車の売買に関する「消費者を守る」立場から情報を発信している2つの公的団体のサイトをご紹介します。

6. 自動車公正取引協議会

このサイトはどんなサイト?

自動車公正取引協議会は、自動車の売買において不当な表示や広告が行われないよう監視し、消費者と販売店の間の公正な取引を推進する団体です。公正取引委員会の認定を受けて設立された業界の自主規制団体で、新車・中古車を問わず、車の販売に関する「ルール」を定め、そのルールが守られているかをチェックしています。

たとえば、中古車の販売広告には「走行距離」「修復歴の有無」「保証の内容」などを明記しなければならないルールがありますが、これは自動車公正取引協議会が定めた「公正競争規約」に基づくものです。つまり、この団体があるおかげで、私たち消費者は最低限の情報が保証された状態で車を選ぶことができているのです。

どんな情報が手に入る?

中古車を購入する際のチェックポイントが、とても分かりやすくまとめられています。「支払総額の見方」「修復歴ありの車とは何か」「保証の種類と内容の違い」「契約前に確認すべきこと」など、中古車選びで知らないと損する情報が、イラストや図を使って丁寧に解説されています。

新車購入時の注意点についても、広告の読み方や値引き交渉時のマナー、下取り車がある場合の手続きなど、新車ディーラーとのやり取りで役立つ情報が掲載されています。

トラブル事例の紹介も非常に参考になります。実際に消費者から寄せられたトラブル事例(個人情報は伏せられています)が紹介されており、「こんなケースに気をつけましょう」という具体的な注意喚起がなされています。他の人が経験したトラブルを事前に知っておくことで、同じ失敗を避けることができるというわけです。

消費者相談窓口の情報も掲載されています。車の売買でトラブルに遭った場合、自動車公正取引協議会の「消費者相談室」に電話で相談することができます。「販売店とのやり取りがうまくいかない」「契約内容に疑問がある」といったときに、第三者の立場からアドバイスを受けられるのは心強いですね。

会員店の検索機能があり、自動車公正取引協議会に加盟している販売店を地域名や店名で検索することができます。会員店であれば公正競争規約を遵守していることが前提となるため、信頼できる販売店を探す際の一つの基準として活用できます。

初心者が最初に見るべきページ

「クルマに関する情報」のページにある「上手なクルマの買い方マニュアル」は、初めて車を買う方にぜひ読んでいただきたいコンテンツです。車を買うときにチェックすべきポイントが順を追って解説されており、これを読んでからディーラーや中古車店に行けば、より冷静で的確な判断ができるようになるでしょう。

こんなときに使おう

「中古車を買いたいけど、何に気をつければいいか分からない」「販売店の広告が本当に正しいのか疑問に思った」「車の売買でトラブルに遭ってしまった」──こうした場面では、まずこのサイトを確認してみてください。消費者を守るために設立された団体だからこそ、売る側ではなく、買う側の目線に立った情報が得られます。

→ 自動車公正取引協議会の公式サイトはこちら
https://www.aftc.or.jp/

7. 日本自動車販売協会連合会(自販連)

このサイトはどんなサイト?

日本自動車販売協会連合会(通称「自販連」)は、日本全国の自動車販売店(ディーラー)が加盟する業界団体です。新車の販売統計データの集計・公開、自動車販売業界の健全な発展のための活動、消費者向けの情報提供などを行っています。

「業界団体」と聞くと「売る側の組織でしょ?」と思うかもしれませんが、自販連が公開しているデータは業界の透明性を高めるためのものであり、消費者にとっても非常に有益な情報源です。特に、新車の販売台数統計は、「今どんな車が売れているのか」を客観的に知るための唯一無二のデータと言えます。

どんな情報が手に入る?

新車販売台数の統計データが、このサイトの最大の魅力です。月ごとのブランド別(メーカー別)新車販売台数、車種別のランキング、前年同月比の増減率などが公開されています。「今、日本で最も売れている車は何?」という疑問に、正確な数字で答えてくれるのはこのサイトだけです。

このデータは、車を購入する際にも参考になります。販売台数が多い車は、それだけ多くの人に選ばれているということであり、アフターパーツの豊富さ、中古車市場での流通量の多さ、リセールバリュー(将来の買取価格)の高さなどが期待できるからです。

自動車登録に関する統計データも充実しています。都道府県別の保有台数、車種別(乗用車・商用車・特種車など)の登録台数推移、平均使用年数など、日本の自動車社会の全体像を俯瞰できるデータが揃っています。

消費者向けの情報として、車の購入手続きの流れ、必要な書類の案内、各種税金の解説なども掲載されています。新車をディーラーで購入する際の手続きの全体像を事前に把握しておけば、初めての購入でもスムーズに進められるでしょう。

初心者が最初に見るべきページ

「統計データ」のコーナーで、最新の月別販売台数ランキングを見てみましょう。「へえ、今はこの車が一番売れてるんだ」という発見があるはずです。車選びのヒントとして「多くの人に選ばれている車」を知っておくことは、特に車に詳しくない方にとって良い出発点になります。

こんなときに使おう

「今一番売れている車を知りたい」「新車の販売動向をデータで確認したい」「新車購入の手続きの流れを予習したい」──こうした場面で役立つサイトです。特に、新車の購入を検討している方は、このサイトのデータを参考にすることで、より根拠のある車選びができるようになります。

→ 日本自動車販売協会連合会(自販連)の公式サイトはこちら
https://www.jada.or.jp/

⑤ 車の保険・お金について調べたいときに頼れる公式サイト

車を持つと、車両本体の代金以外にもさまざまなお金がかかります。税金(自動車税、重量税)、車検費用、燃料代、駐車場代、そして自動車保険。中でも自動車保険は、万が一の事故に備えるためのものですから、正しい知識を持って選ぶことが大切です。

自動車保険には、法律で加入が義務付けられている「自賠責保険」と、自分で加入する「任意保険」の2種類があります。ここでは、自賠責保険の仕組みの根幹に関わるデータを提供している公的機関のサイトをご紹介します。

8. 損害保険料率算出機構

このサイトはどんなサイト?

損害保険料率算出機構は、自動車保険をはじめとする各種損害保険の「保険料の基準」を算出している専門機関です。「損害保険料率算出団体に関する法律」に基づいて設立された法人で、保険会社から独立した立場で、公平かつ合理的な保険料率を算出しています。

もう少し噛み砕いて言うと、「自賠責保険の保険料はいくらが適正か?」「自動車保険の事故リスクはどれくらいか?」といったことを、膨大な統計データをもとに分析し、保険料の「ものさし」を提供している組織です。

また、自賠責保険に関しては、保険金の支払いが公正・適正に行われるよう、損害調査(事故による損害の内容や金額を調べる業務)も行っています。

どんな情報が手に入る?

自賠責保険の基準料率に関する情報は、このサイトの核となるコンテンツです。自賠責保険の保険料がどのような考え方で決められているのか、車種や保険期間によってどう変わるのかが詳しく解説されています。「自賠責保険の保険料ってどうやって決まっているの?」という素朴な疑問に、根拠となるデータとともに答えてくれます。

自賠責保険の損害調査に関する情報も掲載されています。事故が起きたときに、どのようなプロセスで損害額が算定されるのか、調査事務所がどこにあるのかなどの情報が公開されています。万が一事故に遭った場合に、「自分の損害がどのように評価されるのか」を知っておくことは、適正な補償を受けるためにとても重要です。

交通事故に関する統計データも公開されています。事故の発生状況、事故の種類別の傾向、年齢別の事故リスクなどが統計としてまとめられており、交通安全について考えるための客観的な材料になります。

自動車保険の参考純率に関する情報もあります。これは任意の自動車保険(対人・対物・車両保険など)の保険料を各保険会社が算出する際の「参考となる数値」のことで、どのような要素(車種、年齢、地域、等級など)がリスク評価に影響するかが解説されています。

初心者が最初に見るべきページ

「自賠責保険基準料率」のページにある「自賠責保険基準料率のあらまし」というPDFは、自賠責保険の仕組みを一から学ぶのに最適な資料です。図やグラフを使って分かりやすく説明されているので、保険に詳しくない方でも理解しやすい内容になっています。

こんなときに使おう

「自賠責保険の保険料はなぜこの金額なのか知りたい」「事故に遭ったときの損害調査の仕組みを理解したい」「自動車保険の保険料がどのように決まるのか根本的に知りたい」──こうした「保険料の根拠」に関する疑問を持ったときに、最も信頼できる情報源です。

→ 損害保険料率算出機構の公式サイトはこちら
https://www.giroj.or.jp/

⑥ 車と環境・次世代自動車について知りたいときに頼れる公式サイト

近年、自動車業界は大きな転換期を迎えています。EV(電気自動車)、ハイブリッド車、燃料電池車(水素自動車)、プラグインハイブリッド車など、従来のガソリン車に代わる「次世代自動車」が急速に普及しつつあります。

「次の車はEVにしようかな」「ハイブリッド車って本当にお得なの?」「そもそも車と環境問題ってどう関係しているの?」──こうした疑問に答えてくれる公的な情報源を2つご紹介します。

9. 環境省 大気環境・自動車対策

このサイトはどんなサイト?

環境省は、日本の環境政策を担当する中央省庁です。その中の「大気環境・自動車対策」のセクションでは、自動車が環境に与える影響と、それに対する国の対策について、さまざまな情報が発信されています。

自動車は私たちの生活に欠かせない移動手段ですが、同時に大気汚染物質(窒素酸化物、PM2.5など)やCO2(二酸化炭素)の排出源でもあります。環境省は、これらの環境への影響を最小限に抑えるために、排出ガス規制の強化、次世代自動車の普及促進、エコドライブの啓発など、さまざまな施策を展開しています。

どんな情報が手に入る?

自動車排出ガス規制に関する情報として、現在の規制基準の内容、規制の経緯と今後の方向性、各種法令の解説などが掲載されています。「ディーゼル車の排ガス規制って何?」「NOx・PM法って何のこと?」といった疑問に対し、規制を設けている国の立場から正確な情報を得ることができます。

次世代自動車の普及促進に関する情報は、これからEVやハイブリッド車の購入を検討している方に特に役立つコンテンツです。EV・ハイブリッド車・燃料電池車などの各種次世代自動車に対する補助金制度、税制優遇措置(エコカー減税など)、充電インフラの整備状況など、次世代自動車に関する支援制度の情報が網羅的にまとめられています。

エコドライブに関する情報も充実しています。「エコドライブ10のすすめ」として、燃費を向上させる具体的な運転テクニックが紹介されており、ガソリン代の節約にも直結する実用的な内容です。環境にも家計にも優しい運転方法を学べるのは、ドライバーにとって嬉しいポイントですね。

グリーンスローモビリティに関する情報も掲載されています。グリーンスローモビリティとは、時速20km未満で公道を走る電動の乗り物のことで、環境負荷が少ないことから、特に高齢者の移動手段や観光地での活用が注目されています。まだあまり知られていないテーマですが、今後の自動車社会を考える上で押さえておきたい情報です。

初心者が最初に見るべきページ

「自動車排出ガス等関連」のページを起点に、「自動車等の脱炭素政策について」のリンクを辿ると、今の日本が自動車の環境対策としてどのような方向に進もうとしているのかが分かります。また、「エコドライブ」のページは、すぐに実践できるテクニックが載っているので、「今日から使える」情報を得たい方におすすめです。

こんなときに使おう

「EVの補助金制度について正確な情報を知りたい」「エコカー減税の最新情報を確認したい」「エコドライブの具体的な方法を学びたい」「そもそも車と環境問題の関係を理解したい」──こうした環境関連の疑問には、環境省の公式サイトが最も信頼できる情報源です。

→ 環境省 大気環境・自動車対策の公式サイトはこちら
https://www.env.go.jp/air/car/index.html

10. 日本自動車工業会(JAMA)

このサイトはどんなサイト?

日本自動車工業会(通称「自工会」、英語略称「JAMA」)は、トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、スバル、スズキ、ダイハツ、三菱自動車など、日本の主要な自動車メーカー・二輪車メーカーが加盟する業界最大の団体です。

自工会は、日本の自動車産業全体の発展と、自動車社会の課題解決に向けた活動を行っています。環境対応、交通安全、国際標準化、モータースポーツの振興、そして東京モーターショー(現在は「ジャパンモビリティショー」に名称変更)の主催など、日本の車文化を代表する団体と言えます。

どんな情報が手に入る?

自動車産業に関する統計データが非常に豊富です。日本国内の自動車生産台数、輸出台数、国内販売台数、保有台数の推移などが、長期的な時系列データとして公開されています。「日本の自動車産業は今どんな状況にあるのか?」を客観的に把握するためには、このデータが最も信頼できる情報源です。

次世代自動車・カーボンニュートラルに関する取り組みの情報も充実しています。自工会は「2050年カーボンニュートラル」の実現に向けて、自動車産業としてどのような取り組みを行っていくかのロードマップを公開しています。EV化だけでなく、水素エンジン、合成燃料(e-fuel)、プラグインハイブリッドなど、複数の技術アプローチで脱炭素を目指すという「マルチパスウェイ」の考え方が分かりやすく解説されています。

交通安全に関する活動情報として、自工会が取り組む交通安全啓発キャンペーン、大型車の車輪脱落防止活動、自動運転技術の開発状況などが発信されています。特に自動運転に関しては、業界団体として技術の標準化や法制度の整備に関わっているため、最新の動向を知る上で貴重な情報源です。

ジャパンモビリティショー(旧・東京モーターショー)に関する情報も、自工会の公式サイトで得ることができます。日本最大の自動車の祭典の最新情報、出展メーカーの紹介、チケット情報など、車好きにはたまらないコンテンツが掲載されています。

日本の自動車産業の経済的な貢献に関するデータも公開されています。自動車関連産業の雇用者数(約550万人)、製造品出荷額に占める割合、研究開発投資額など、日本経済における自動車産業の重要性を示すデータが揃っています。「日本にとって車ってどれくらい大事な産業なの?」という疑問に、具体的な数字で答えてくれます。

初心者が最初に見るべきページ

「データ・統計」のコーナーは、日本の自動車産業の全体像を把握するのに最適です。また、「JAMA BLOG」では、自工会の活動内容が読みやすいブログ形式で紹介されており、堅い統計データが苦手な方でも親しみやすい内容になっています。

もし次世代自動車に興味がある方は、「カーボンニュートラル」のページをぜひチェックしてみてください。EVだけが次世代自動車ではないこと、日本の自動車メーカーが多様な技術で環境問題に取り組んでいることがよく分かります。

こんなときに使おう

「日本で一番売れている車メーカーを知りたい」「日本の自動車産業の現状をデータで理解したい」「カーボンニュートラルに向けた自動車業界の取り組みを知りたい」「ジャパンモビリティショーの情報を得たい」──こうした「自動車産業全体」に関わる疑問には、自工会の公式サイトが最適な情報源です。

→ 日本自動車工業会(JAMA)の公式サイトはこちら
https://www.jama.or.jp/

まとめ:公式情報を味方につけて、カーライフをもっと安心に

ここまで、車に関するさまざまなジャンルの疑問に答えてくれる「信頼できる公式サイト」を10個ご紹介してきました。改めて一覧にまとめると、以下の通りです。

No. サイト名 こんなときに使おう
1 国土交通省 自動車局 車検・登録・リコール・制度全般
2 国土交通省 自動車総合安全情報 リコール検索・安全情報・チャイルドシート
3 NASVA(自動車事故対策機構) 安全性能評価・事故被害者支援
4 JNCAP 自動車アセスメント 車種別の安全性能テスト結果
5 JAF(日本自動車連盟) ロードサービス・交通安全・会員優待
6 自動車公正取引協議会 中古車の買い方・トラブル相談
7 日本自動車販売協会連合会 新車販売台数データ・購入手続き
8 損害保険料率算出機構 自賠責保険の仕組み・保険料の根拠
9 環境省 大気環境・自動車対策 EV補助金・エコカー減税・エコドライブ
10 日本自動車工業会(JAMA) 自動車産業の統計・カーボンニュートラル

なぜ「公式サイト」を見ることが大切なのか

インターネット上には、車に関する情報が溢れかえっています。個人ブログ、SNSの投稿、YouTubeの動画、掲示板の書き込み──情報源は実にさまざまです。もちろん、これらの情報がすべて間違っているわけではありませんし、個人の体験談や口コミが参考になる場面もたくさんあります。

しかし、法律、制度、基準、統計データに関する情報については、やはり「大元」である公式サイトで確認するのが最も確実です。なぜなら、法律や制度は改正されることがありますし、数字は時間とともに変わるものだからです。個人が発信する情報は、それがいつ書かれたものかが分からないことも多く、「以前は正しかったけど今は変わっている」という可能性が常にあります。

公式サイトであれば、常に最新の正確な情報が掲載されていることが保証されます。特に、車検の手続き、保険の制度、税金の金額、リコール情報など、お金や安全に直結する情報については、公式サイトでの確認を習慣にすることを強くおすすめします。

この記事の活用方法

この記事は、車に関する「困った」が起きたときに、すぐに適切な公式サイトにたどり着けるための「ブックマーク記事」として使っていただくことを想定して作成しています。

今すぐすべてのサイトをじっくり見る必要はありません。まずはこの記事をブックマークしておいて、実際に「車検の時期を調べたいな」「リコールが出てないか確認したいな」「保険のことを正確に知りたいな」と思ったときに、この記事を開いて該当するサイトのリンクをクリックする──そんな使い方がおすすめです。

また、車を持っていない方でも、「これから車を買おうと思っている」という段階でこの記事を読んでいただければ、どんな情報源があるのかを事前に把握でき、より賢い車選びにつながるはずです。

AUTO LABOからのメッセージ

AUTO LABOでは、車に関するさまざまな情報を、できるだけ分かりやすくお届けすることを目指しています。しかし、私たちが発信する情報はあくまで「ガイド」であり、最終的な判断は必ず公式の情報を確認した上で行ってください

この記事でご紹介した10の公式サイトは、いずれも国の機関または公的団体が運営するサイトです。私たちは、読者のみなさまが正確で信頼性の高い情報に簡単にアクセスできる環境を提供することも、カーライフを応援するメディアとしての大切な役割だと考えています。

今後もAUTO LABOでは、こうした公式情報をもとにした分かりやすい解説記事を充実させていきますので、ぜひブックマークしてチェックしてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。この記事が、あなたのカーライフをより安心で豊かなものにする一助となれば幸いです。